1期5年の人民代表大會(huì)及び常務(wù)委員會(huì)は今回の會(huì)議で指導(dǎo)層が交替をする。李鵬委員長が新しい全人代代表に活動(dòng)報(bào)告を行った際、常務(wù)委員會(huì)が5年來、立法の面で収めた成果を強(qiáng)調(diào)した。李鵬委員長は「常務(wù)委員會(huì)は立法を強(qiáng)化し、その質(zhì)を高めることを主要任務(wù)として、合わせて124件の法律、法律解釈及び法律関連問題の決定草案を?qū)徸hした。これまでの數(shù)期の活動(dòng)の基礎(chǔ)の上に、絶えず努力した結(jié)果、憲法を中心とする中國の特色のある法律體系が初歩的に形作られた。」と述べた。

立法の目標(biāo)は2010年までに中國の特色のある法律體系を構(gòu)築することで、この核心は中國の憲法だ。1999年第9期全人代が憲法に対して重要な改正を行い、法に基づいて國を治め、社會(huì)主義法治國家を構(gòu)築する基本方針を確立した。今回の憲法改正は中國のような封建社會(huì)の歴史の長い國にとっては道しるべ的な意義を持っていると見られている。

第9期全人代常務(wù)委員會(huì)が立法面で収めたもう一つの成果は國家の立法體制と立法手順を系統(tǒng)的に規(guī)定するカギとなる法律の立法法草案を起草し、2000年の全人代年度會(huì)議で採択された。

この法律は各レベルの立法機(jī)関の立法活動(dòng)を規(guī)範(fàn)化すると共に、全人代及びその常務(wù)委員會(huì)國家立法機(jī)関としての地位を際立たせた。この他、李鵬委員長は報(bào)告の中で、特に今期任期內(nèi)に、民法草案の起草作業(yè)を終えたことを強(qiáng)調(diào)し、これは中國の完備された民事法律制度の確立のため、更に重要な一歩を踏み出したとしている。

全人代常務(wù)委員會(huì)は全人代が閉會(huì)中は國家権力機(jī)関として、政府、最高人民法院と最高人民検察院の活動(dòng)を監(jiān)督する責(zé)任を持っている。第9期全人代常務(wù)委員會(huì)は任期の最初に、予算活動(dòng)委員會(huì)を設(shè)立し、政府の予算活動(dòng)と経済活動(dòng)を監(jiān)督している。

第9期全人代常務(wù)委員會(huì)が制定した中央予算審査と経済運(yùn)営を監(jiān)督する法律に関する決定、及び政府買付け法などの法律は全人代が財(cái)政資金の有効的使用を監(jiān)督し、腐敗を取締る面で重要な役割を果たしたと共に、監(jiān)督の機(jī)能を行使する際、法的根拠があるようになった。更に、長い間、検討中の「監(jiān)督法」の制定についても進(jìn)展を遂げ、第9期全人代常務(wù)委員會(huì)はすでにこの法律の草案に対して初めての審議を行った。この法律が実施されると、中國各レベルの人民代表大會(huì)及びその常務(wù)委員會(huì)の監(jiān)督の活動(dòng)が実情に即して強(qiáng)化されると共に、規(guī)範(fàn)化、法律化の道を歩み出すに違いない。

人民代表大會(huì)の制度が設(shè)立されてから、今まで50年もならないので、その制度が絶えず整備されるため、各レベルの人民代表大會(huì)は実踐の中で有効な経験とやり方を模索している。

中國全人代の代表と常務(wù)委員會(huì)の委員はほとんど兼職で、代表、委員である一方、本職がある。今回新しい常務(wù)委員の中で20名専従委員を増やすことによって、全人代の立法と監(jiān)督などの機(jī)能がより強(qiáng)化される。これは委員の専従化と年少化の始まる。

李鵬委員長はこの報(bào)告の最後に全人代制度が絶えず整備されることに期待を示し、「今後、全人代の活動(dòng)を理論と制度の面で開拓することこそが、人民の委託を裏切ることなく、憲法と法律で與えられた責(zé)任をよりよく果たすことになる」としている。

?CRI?より2003/03/12