李委員は「國は西部大開発に大きな力を入れているが、東部の一部の省や直轄市とのギャップは非常にはっきりしている。國の目標(biāo)は、いくらかゆとりのある社會を全面的に実現(xiàn)することだが、西部で実現(xiàn)されなければ、全國的にも実現(xiàn)することはできない。西部を発展させる任務(wù)は非常に困難である。西部の発展に影響を及ぼしている重要な原因は人材の流失だ。西部地區(qū)の環(huán)境條件は厳しく、人材を?qū)毪芬簸幛毪韦想yしい」と指摘した。

李委員の研究機関も西部地區(qū)にある。1958年に設(shè)立された當(dāng)時の技術(shù)者はいずれも、清華大學(xué)や北京大學(xué)など名門大學(xué)の優(yōu)秀な卒業(yè)生だった。今では、こうした人材を呼び戻すのは難しい。何故なら職場は西部地區(qū)にあるからだ。これが研究機関の発展に大きく影響している。

1988年に西北工業(yè)大學(xué)を卒業(yè)してから今の職場に勤めている李委員は「今後、政府が西部地區(qū)の人材導(dǎo)入のために政策面から重視して、西部の発展を支援することを望んでいる。同時に、できるだけ早く委員としての自覚をもち、基本階層のなかに深く入って実情を理解し、國政參與の仕事を立派に務(wù)めていきたい」との考えを強調(diào)した。

『北京週報』日本語版　より2003年3月11日