胡錦濤國家主席は27日夜、ブッシュ米大統領と電話會談し、両國関係と共通の関心事について意見を交換した。

胡主席は「ハノイの第14回アジア太平洋経済協力機構（APEC）非公式首脳會議への出席時、われわれは重要な會談を行い、多くの共通認識に至った。米國側と共に努力し、これらの共通認識をしっかりと実行に移し、両國の建設的協力関係の、持続的で健全な、安定した発展を促していきたい」と述べた。ブッシュ大統領は「われわれはハノイでは良い會談を行った。関係問題について、誠意ある有益な話し合いができた」と応じた。

胡主席はまた、スーダンのダルフール問題について「最近、ダルフール問題の解決に積極的な進展があった。関係各方面が対話の流れを保ち、各方面の懸念への配慮を基礎に、早期に解決案の合意に至り、ダルフール地方の平和と安定を実現することを望む」と表明した。

「人民網日本語版」2006年11月28日