黒竜江省の大興安嶺林業(yè)グループ會社科學(xué)研究所筋によると、同省の大興安嶺嫩江源森林――濕地生態(tài)定點測定研究ステーションの整備プロジェクトがこのほど國家林業(yè)局の認可を得て、國家林業(yè)局の生態(tài)監(jiān)視?測定ネットワークに組み込まれ、2006年8月に完成することになった。

同研究ステーションが完成すれば、內(nèi)蒙古自治區(qū)域內(nèi)の大興安嶺根河ステーションとともに東西方向相互補完の監(jiān)視?測定システムが形成されることになり、わが國最大の完璧な形の國有林地監(jiān)視?測定システムとなる。

同研究所の馬文海所長によると、研究ステーションは大興安嶺東部林地の甕河國家クラス?jié)竦刈匀槐Ｗo區(qū)にあり、森林、濕地、凍土、島嶼狀に展開する森林を主要の監(jiān)視?測定対象とし、研究內(nèi)容も豊富である。建設(shè)プロジェクトへの資金投下総額は360余萬元にのぼる。

東北林業(yè)大學(xué)の陳祥偉教授は、大興安嶺林地は地球溫暖化の上で敏感な地域であり、黒竜江と嫩江の両大河川の流域の源でもある。森林の栄養(yǎng)分の循環(huán)、水分の移動、エネルギーの移転の過程についての長期的な定點の観測と研究を通じて、わが國の生態(tài)整備プロジェクトに科學(xué)的なよりどころを提供することが可能となる、と語った。

「チャイナネット」2006/11/22