外交部の李肇星部長は26日、マレーシアのクアラルンプールで開かれた東南アジア諸國連合?中日韓（ASEANプラス3）外相會(huì)談に出席した。

李部長はASEANプラス3外相會(huì)談で、同枠組みが協(xié)力して潛在力を発揮するための4つ提案をした。

（１）來年迎えるASEANプラス3の10周年を契機(jī)に、協(xié)力関係を新たなレベルに引き上げる。

（２）ASEANプラス3の內(nèi)部の各組織間における連攜を強(qiáng)化し、協(xié)力體制を作る。協(xié)力體制におけるASEANの主導(dǎo)的立場(chǎng)を維持し、中日韓の優(yōu)位性も発揮する。

（３）実務(wù)協(xié)力を引き続き開拓する。中國はASEANプラス3の女性支援、貧困救済、農(nóng)村発展、災(zāi)害防止?救済、鉱産物などの新分野を積極的にサポートする。

（４）主にASEANプラス3を通して、東アジア共同體の構(gòu)築を支持する。サミットなどの他の枠組みが東アジアに利益をもたらすようサポートする。

このほか李部長は朝鮮半島情勢(shì)にも言及し、次のように述べた。

中國は平和と安定という大局に不利な、新しい要素が朝鮮半島に出現(xiàn)したことに深刻な関心を寄せている。また、意見の相違を埋め、相互信頼を強(qiáng)めるため、中國は一貫して6カ國協(xié)議の進(jìn)展に力を盡くしている。中國は、各國がこの枠組みを使って意思疎通や相互理解を深め、わだかまりを解き、対話による平和的な問題解決を通じて、朝鮮半島と北東アジアの積極的方向への発展を推進(jìn)してほしいと考えている。

中國はこれまで通り、建設(shè)的な役割を発揮していきたい。また、関係各國には冷靜に自制を保ち、6カ國協(xié)議再開のためになる行動(dòng)を多くして、情勢(shì)の悪化を避けてもらいたい。中國は各國と共に努力し、朝鮮半島の非核化を?qū)g現(xiàn)し、半島と北東アジアの平和と安定を勝ち取りたい。

「人民網(wǎng)日本語版」2006年7月27日