■伝統(tǒng)民居區(qū)

古い通りには青石が敷かれ、道の両側(cè)に木板を張った家が軒を連ねている。建築物は質(zhì)樸でどこか優(yōu)雅で、昔日の江南地方の古い鎮(zhèn)そのままの姿を見せてくれる。民居區(qū)では、江南百床館や江南木彫陳列館、民家民俗館、訪盧閣、彙源典當(dāng)などが見所。

■伝統(tǒng)工房區(qū)

鳥鎮(zhèn)の住民の間で広く流行った工蕓品の工房が設(shè)けられている。ろうけつ染め、糸綿、布靴、竹製器などの製作過(guò)程が理解できるほか、試作することも可能。お土産品も數(shù)多い。工房區(qū)では、酒造り工房、ろうけつ染め工房、布靴工房、藤製?竹製器?桶工房、糸綿工房などが見所。

■伝統(tǒng)文化區(qū)

茅盾舊居や立志書院、林家鋪?zhàn)印⑿拚嬗Q、劇臺(tái)、影絵芝居館、余榴梁銭貨館などに、鳥鎮(zhèn)文化のはるか遠(yuǎn)い源泉が感じられる。

茅盾舊居は文學(xué)者、茅盾（本名は沈雁冰）の先祖代々の家。19世紀(jì)中葉の建築で、清代の江南地方特有の民居だ。書斎は茅盾自身が設(shè)計(jì)した。テンジクやシュロは茅盾が植えたという。

影絵芝居館は南宋時(shí)代（1127～1279年）に江南地方に伝わった。抗日戦爭(zhēng)前後、鳥鎮(zhèn)には12の劇団があり、鎮(zhèn)をくまなく回り數(shù)多く上演していた。現(xiàn)在でも毎日上演し、內(nèi)外の観光客に中國(guó)の伝統(tǒng)蕓術(shù)を紹介している。影絵芝居に使う半透明の人物、物は手作業(yè)で作られており、極めて精巧で美しい。各人物は糸で操られ、自由に動(dòng)き回り、上演時(shí)には太鼓やドラ、二胡、長(zhǎng)笛などの楽器が演奏される。人びとに広く親しまれている伝統(tǒng)劇。

■伝統(tǒng)飲食區(qū)

食は江南にあり、水郷のいま１つの大きな特徴は小吃（軽食）にある。「三珍味醤鶏」や「鳥鎮(zhèn)羊肉」「荷葉粉蒸肉」「定勝餻」などが有名。古色蒼然としたレストランもいいが、茶館はより鳥鎮(zhèn)の特色に溢れている。本場(chǎng)の菊花茶は甘く爽やかで、美容効果もあるという。

■伝統(tǒng)商店區(qū)

商店區(qū)には「三白酒」や「姑嫂餅」、ろうけつ染めなど様々な伝統(tǒng)品が集まっている。

■水郷名勝區(qū)

川を隔てて各區(qū)と向かい合っているのが、名勝區(qū)。川沿いにくねくねと続く古幫岸、水閣、廊棚などは江南水郷地帯の底の深い趣に溢れている。

「チャイナネット」2006年8月