7月1日に試運行が始まる青蔵鉄道（青海省と西蔵〔チベット〕自治區(qū)を結(jié)ぶ鉄道）の「格爾木（ゴルムド）―拉薩（ラサ）」區(qū)間では、乗客の酸素不足をできるだけ解消するため、車內(nèi)拡散と酸素マスクの2方式で酸素が供給される。

青蔵鉄道の建設を手がける青蔵鉄道公司の馬保成副総経理によると、同社は區(qū)間の低い酸素濃度を考慮して、快適な「內(nèi)部環(huán)境」の構(gòu)築に全力を盡くし、車両內(nèi)に2種類の酸素供給システムを用意した。1つはエアコンに似た拡散式の酸素供給システムで、全車両內(nèi)の酸素濃度を平地の80％以上に保つ。もう1つは座席の側(cè)にある酸素マスクで、酸素不足を感じた乗客がすぐに利用できるようになっている。応急処置も行えるように、各便には醫(yī)師と看護師が1人ずつ同乗する。

同區(qū)間は全長1142キロのうち、960キロが標高4千メートル以上。唐古拉（タングラ）山の最高地點は標高5072メートルにも達し、世界一の標高を走る鉄道になる。年間平均気溫は摂氏0度以下で、酸素濃度は平地の半分だ。

「人民網(wǎng)日本語版」2006年4月24日