新疆ウイグル自治區(qū)のカシュガルは昔からシルクロードの要衝と商品の集散地であり、2000年の歴史を持つ伝統(tǒng)文化がいまなお輝きを放っている。現(xiàn)在のカシュガルでは、このような濃厚な伝統(tǒng)色が殘っているが、近代的な息吹も強(qiáng)く感じ取ることができる。大通りを絶えず行き來しているさまざまな車の隙から、ロバに引かれている車両が突然目に入ってくる。人ごみの中で、ファッションのトレンドを追うような服を身にまとったウイグル族の娘さんもよく目にすることができる。中央アジア?西アジア國際貿(mào)易市場では、タジキスタン、アフガン、パキスタン、インドなどの國からの商品がずらりと陳列されていて、対外貿(mào)易の繁栄ぶりを物語っている。カシュガルは、伝統(tǒng)と近代がよく融合しあったところとして、ますます大きな魅力をもつ存在となっている。

「チャイナネット」2005年9月15日