およそ100人のオランダ人は16日、ハーグにある日本のオランダ駐在大使館前でデモを行い、第2次世界大戦中に日本軍に拘束され虐待された多くのオランダ人に賠償を行うよう日本に要求した。

デモ參加者は、「第2次世界大戦中に、多くのオランダ人がアジアで日本軍國主義の迫害を受けていた。日本はこれに対して詫びを表明するだけでなく、実質的な賠償を行わなければならない」と述べた。

第2次世界大戦中、日本軍はインドネシアを占領し、10萬人余りのオランダ人を拘束したが、その內、およそ1萬3000人が戦爭捕虜収容所で死んだ。また約8000人のオランダ人が日本とその他アジア諸國の日本軍の捕虜収容所で死亡したとのことである。

「CRI」より2005/06/17