第10期全國人民代表大會(全人代)第3回會議の姜恩柱報道官は4日午前、北京?人民大會堂で記者會見した。人民日報記者からの質問と姜報道官の回答は次のとおり。
――全人代と全人代常務委員會は社會建設においてどのような働きを発揮しようとするのか。
和諧社會(調和のとれた社會)の建設が、わが國の新しい世紀、新しい経済段階、社會生活発展の新しい狀況、およびわが國の社會に現れた新しい情勢と新しい特徴に基づいて示された。社會主義的和諧社會の建設こそ、民主的法制度が整い、公平な正義が守られ、誠意と友愛にあふれ、活力に満ち、秩序が安定し、人と自然の調和がとれた社會である。民主的法治は和諧社會建設の前提であり、基礎である。民主的法治の建設を強化し、法治國家を推進する基本的戦略は、全人代と全人代常務委員會の最も重要な任務と職責である。われわれは科學的発展観を全面的に遂行し、(1)黨による指導の堅持(2)人民を主役とすること(3)法治國家の推進――この3者を有機的に統合し、人民代表大會制度を引き続き改善していく。
「人民網日本語版」2005年3月4日
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