海南省最大の水利プロジェクト――大隆水利プロジェクトの著工式がこのほど三亜市の大隆ダムサイトで行なわれた。同プロジェクトは給水、灌漑、洪水防止の役割を果たすと同時(shí)に発電などの機(jī)能をも兼ね備えており、プロジェクトの完工後は海南島南部の洪水や旱魃などが大いに緩和されると見(jiàn)られている。
大隆水利プロジェクトは三亜市西部の寧遠(yuǎn)河の中?下流域に位置し、ダム上流の流域面積は749平方キロで、流域全面積の73.4％を占めている。年間の流量は６億8400萬(wàn)立方メートルで、海南省南部最大の水資源を配分する重點(diǎn)プロジェクトである。
伝えられるところによると、大隆水利プロジェクトは計(jì)畫(huà)では洪水防止、給水、灌漑を主とし、発電も行なうもの。ダムの設(shè)計(jì)総容量は４億6800萬(wàn)立方メートルで、長(zhǎng)年にわたって水量を調(diào)節(jié)するダムである。ダムの構(gòu)築物としては堰堤、排水、導(dǎo)水発電所からなる。
プロジェクトの施工擔(dān)當(dāng)関係筋の話では、プロジェクト完工後は下流域の洪水防止基準(zhǔn)を元の２年に一度の基準(zhǔn)から20年に一度の基準(zhǔn)まで引き上げられ、下流地域で生活している７萬(wàn)1300の人口と4000ヘクタール以上の農(nóng)地の安全が確保されることになり、年間１億1927萬(wàn)元の経済効果があり、海南省南部の観光名所にもなると見(jiàn)られている、と語(yǔ)った。
「チャイナネット」2004/12/28
