第10期全國人民代表會議（全人代）第2回會議の記者會見が4日午前、人民大會堂で開かれた。全人代の姜恩柱報道官は、臺灣「総統(tǒng)」選挙と住民投票に関する臺灣記者の質(zhì)問に対して、「中國大陸部は臺灣『総統(tǒng)』選挙にこれまで介入したことがない。関心があるのは選挙そのものではなく、選挙後だ」と答えた。さらに、政権を手にするのが誰であれ、「一つの中國」の原則を受け入れ、これを基礎(chǔ)として両岸の対話と交渉を進(jìn)め、両岸の直接の「三通（通信、通航、通商）」を?qū)g現(xiàn)し、祖國の平和的統(tǒng)一へのプロセスを推し進(jìn)めるよう希望を示した。

姜報道官はさらに、次のように述べた。

陳水扁當(dāng)局は再選という私利のために、祖國大陸に直接焦點を合わせたいわゆる「防衛(wèi)性住民投票」の実施に固執(zhí)している。臺灣の人々の利益を犠牲に賭けをするような行動は不道徳だ。われわれは最大限の努力と誠意をもって、平和的統(tǒng)一のために力を盡くしてきた。わずかな希望さえあれば、平和的統(tǒng)一への努力を放棄しない。臺灣の人々の民主主義発展への願望は理解し、尊重するが、臺灣當(dāng)局が「民主」の名を借りて「臺灣獨(dú)立」という分裂活動を進(jìn)めることには斷固反対する。

「人民網(wǎng)日本語版」2004年3月5日